RubberSoulでは初となるDDTプロレスリング所属・石井慧介選手の2008.7.6後楽園ホール大会
デビュー戦のコスチュームをデザインさせていただきました。そしてなんと、デビュー戦がタイトルマッチ
という、これ以上ない舞台で試合に挑むことになった石井選手。そのこともあり、一般的な新人らしからぬ
コスチュームを目指しました。ちなみに今回のコンセプトは「神無ノ鳥(かんなぎのとり)」*
その由来の如く、DDTの中心選手となって活躍してほしいという願いを込めて、デザインしました。
鮮やかなショッキングピンクのコスチュームで闘う石井選手の今後に注目してください!
*神無ノ鳥(かんなぎのとり)
終焉を迎える魂たちを肉体から引き離し、死者の世界へと連れ行く役割を担う者。
神無ノ鳥はその名の通り、個々が鳥の名前を持つ。また、本作では人間の魂も鳥の姿をしているとされる。
人の魂は、通常は白い羽根をしているが、死が近付くにつれ赤くなってゆく。
羽根が真紅に染まったとき、その人間は死亡し、神無ノ鳥によって肉体から取り出され、
「あの方」の待つ常闇の間へと連れていかれることとなる。
こうして「浄化」された人間の魂は前世の出来事を忘れ、誕生とともに新たな人生を歩み出す。
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